「いつも奉られて僕の言うことを一から十まで聞くようなスタッフだったら、かえって苦痛だ」<押井守

 監督は常に「アニメーションは共同作業だ」と口にしてますが、監督の理想に対する技術的な困難さが実はアニメーションを進化させてきたものです…これは何もアニメーションだけの事じゃありませんが。理想を語るのは簡単だけど、その理想に向かっていくためには一人の力では無理なものですから。「こいつは口ばかり」と言われないように注意することですね。

 『イノセンス』も複数回観たし、球体関節人形展にも行った。それでやっと少し、これまで足りないと思っていたあの映画の人形について書ける。と思っていたのですが、id:kiona氏の日誌を読んで、あっという間に意気消沈。あそこまで見事に書かれてしまうと、自分にはなんの意見も無いという事に気付かされてしまいました。あそこまでのものを書かれてしまうと、まだまだ足りないって感じ。もう少し考えをまとめましょう。
 kiona氏にはいつも先を行かれる。

 ところで、昨日1800には帰れるはずの帰宅が2200にまで遅くなったのは、久々に献血に行っていたからなんですが*1、実はその後があります。
 会議があったので、知り合いの所に車を置いておいたのですが、献血も終わって、さて帰ろうとした時、夕暮れの中、私の車が何故か明るい。
 え?
 やばっ。スモールランプ点けっぱなしだった。
 それから一騒動。スターターがかからず、知り合いもブースターケーブルを持っておらず。仕方ないので近くのカーアクセサリー店を聞いて、ブースターケーブルを買いに行くことに。
 「すぐ近く」と言うのに、彼から借りた車を走らせて早30分。ここで、道を間違えたことにようやく気付く(馬鹿か!)。
 他に店も見つからなかったので、戻ってみたら、なんと、知り合いの家の裏に店があるではないか!
 歩いて5分もかからないじゃないか!車なんか貸してくれない方が良かったよ*2
 …と言うことで、その話を肴にその家で食事までいただいて、結局帰るのが遅くなったと言うだけの話。

*1:今回はちゃんと鉄分は充分足りてました

*2:単に私が間抜けなだけ