2008-01-01から1年間の記事一覧

2008年

2008年も終わりと言うことで、今年のベストテンを入れてみましょう。1位。ウィル・ビー・ゼア・ブラッド 決してこの作品はポジティヴな意味では評価してません。だけど、映画の中には時折心をえぐるような作品というのがあり、こう言うのを観ることが“衝撃”…

1993年

映画賞に1993年を追加。 この年のオスカーは『シンドラーのリスト』。海外作品にはかなり好みの作品が多い年でしたが、邦画は「良作」と呼べるものが少ない。本当に年代的に外れるときってのがあるみたい。

劇場化?

ようやくというか、今頃になって『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』を全話観終えました。OVAにしては12話とかなり長い話になりましたが、少なくとも雰囲気に関してはよく再現されてましたね。 物語としてはTV版の直前で、レッドショルダーを抜け…

SFに向いてる人向いてない人

今月のCOMICリュウの「勝つために戦え」のネタは深作欣二。丁度『斬』で息子の健太と共に映画作ってるので、ちょっとは遠慮するかと思ったら、やっぱりばっさり。 深作欣二監督が作った映画はほとんどが上手い出来なのに、SFにした途端に精彩を欠くのは、…

微妙

『斬 〜KILL〜』観に行ってきました。とにかく押井守作品は抑えておかないと。という思いからでした。 悪い作品とは言いません。雰囲気は結構良いし、剣劇を主題にしてるだけに低予算ながらアクションも見応えもあります。 ただ、やっぱりファン用作品でしょ…

参った

かなり無理矢理時間作って『ウォーリー』観てきました。今観ないと観られない可能性がありましたので。 しかしこれディストピアものとしては最高峰と言えるかもしれません。しかも『2001年宇宙の旅』のオマージュがたっぷりと詰まっていたりして、直球のみ鳴…

特徴

11月二WOWOWでブライアン・デ・パルマ特集をやっていたので、それをちょこちょこと観てますが、デ・パルマって今観ると、すごい特徴がありますな。特に『ボディ・ダブル』は、オープニングからデ・パルマしか出来ないというか、やらない演出に溢れていて、デ・…

爽快感

『ウォーリー』観に行く予定だったのですが、近くのシネコンの予定表見たらまだ『デス・レース』やってるのが分かり、そちらの方に変更。 とにかくこの作品はごちゃごちゃ言ってはいけません。ただ目の前のものを受け取っていればそれで良い。という徹底的な…

この監督フェティか?

ビデオでリメイクの方の『ウィッカーマン』観ました。オリジナル版は観てないのですが、前に押井守の「TVをつけたらやっていた」でオチをバラされてたので、あらかじめ分かっていた分、観ていて物語が分かってしまっていたのが辛いところでした。 ただ、こ…

はてさてどうすべえ。

いよいよ『スカイ・クロラ』の発売日も決まり、そろそろ本気でBlu-ray買わねばならなくなってきたようです。 しかしそれより押井守の監督最新作である『斬 〜KILL〜』が公開されてるのですが、現在放映中なのは東京のシネクイントだけ。しかもレイトショーと…

路傍のピクニック 

突如世界各地に出現した“ゾーン”という空間。この世の物理法則を無視し、人間にとっては極めて危険な空間ではあるが、そこから持ち帰ったものは人類の科学発展に大いに役立つものが多いため、危険を冒してゾーンに入り込む人間は後を絶たなかった。その危険…

成瀬巳喜男

サイトの方で成瀬巳喜男のレビューページ完成。 この監督の作品、苦手だ苦手だと思ってましたが、何故か28本も観てました。しかも平均点が悪くないんですね。ちょっと驚きました。 並べてみて分かったのは、成瀬作品は三つの次期に分かれますが、その中で一…

1994年

1994年映画賞を追加しました。 この年のオスカーは『フォレスト・ガンプ』でしたが、他に『ショーシャンクの空に』『パルプ・フィクション』もありましたし、変なのだと『プリシラ』なんてのもありました。多分近年ではこの年が一番★5作品が多かった年だった…

特撮ファンと映画ファンの垣根

D−WARSのレビュー入れました。 そんで思うのですが、特撮ファンと映画ファンというのは、時として垣根を作るんじゃないかと。 最初にそれを感じたのが『ガメラ3』の時でした。物語はどうしようもないと思いつつ、そこでの描写は凄く良くて、どう表して…

微妙〜

特撮ファンとしての義務として『D−WARS』観てきました。 ただ、なにせこの監督「私の妻のように恐ろしい」作ったシム監督だけに、おそるおそるでしたが、まあ出来は… なんというか、日本の戦隊ものの1話目と最終話を無理矢理くっつけてみました。って感…

なんでだろう?

『ハッピーフライト』のレビュー書き終えましたが、書いてみたら何故かかなりのネガティヴコメントに。悪い癖が出てしまいました。 でもツッコミ作業ってかなり楽しいんですよね。

やっぱ巧い

『ハッピーフライト』観てきました。矢口史靖監督は相変わらず巧い作りしてますね。細かな空港での仕事もきちんと描いていて、群像劇としてもきちんとしてます。 ただ、物語上難点もいくつか。 その中でも、国際便が途中で引き返すってのはあり得る事ですが…

チャンバラ

今月のCOMICリュウの「勝つために戦え」は今度公開されるオムニバス映画『斬〜KILL』に合わせてチャンバラ映画について。チャンバラは三隅研次の時代で終わっていると言ってますが、それは撮影所の崩壊によって、徒弟システムが無くなり、剣劇の演出を継承す…

成長か?堕落か?

ちょっと前にやっていた、例の「パンツじゃない」アニメを全話観れてしまった。 これ

大外れ

TVドラマの『X-FILES』が好きでした。そんなことで、新作『X-ファイル』は結構楽しみにしていた作品だったのですが… いやあ、久々に本気の外れ!と言える作品に劇場で出会ってしまいました。ここまで引っ張っておいて、これは無いでしょう。 低予算なのは…

ドリル

BSアニメ夜話で劇場用「グレンラガン」の回を観ました。→レビュー まだ終わってない作品をここで取り上げるのは初めてですが、よほど要望が大きかったのか、それともネタがなかったのか… コメンテーターの男の方は全員40代で、ドリルの話になったらやたらと…

1995年

サイトの方に1995年映画賞を追加。 この年のオスカーは『ブレイブハート』。私のベスト・オブ・ベストがオスカー取ったのはこの年が最後になります。 日本の方はぱっとしません。気に入ったのは喜八監督の『EAST MEETS WEST』くらいしかありませ…

なんだかんだ言ってもこれが一番面白い。

サイトの方で秘密戦隊ゴレンジャーを更新しました。戦隊シリーズは延々続いていますが、一番面白いのがなんだと聞かれたら、間違いなく本作を選びますね。第一作だから。というだけでなく、このギャグセンスは今観ても新鮮というか、「よく考えるよ」と思わ…

良い感じ

映画はしばらく観る時間取れませんが、ビデオで「グラインドハウス」2作を観ました。 タランティーノは本当に凄い監督だと思いました。70年代テイストと口で言ったり真似することは出来ても、それを本当に現代で映像化出来る人ってこの人くらいでしょう。途…

BS夜話の「電脳コイル」を観てみました。本編の方も観てましたが、改めて説明されると、なるほど色々奥が深いもんですね。企画が8年前というのも驚きました。去年だからこそ、ああいう描写が出来たので、丁度ぴったりに映像化出来たって事なんでしょうか。 …

笑っちゃいけない

『レッドクリフ』観てきました。流石ウー監督だけあって描写は凄いですね。2丁マシンガンの描写こそないけど、白い鳩は割と重要な役割を果たしてます。 感心出来るのは人物描写で、特に関羽と張飛はまさにぴったりですな。あの顔の描写は全世界共通なのかな…

ツボに入らない

『ボラット』を拝見。コメディとしては結構評価高い作品なのですが、私は全然駄目でした。そもそも排泄物ネタが苦手なのが最大の問題です。観ていて笑えるよりも気持ち悪くなりました。 ギャグは人を選ぶなあ。 MANKINI水着付BOX(初回生産限定)" style="bord…

熱い

随分かかったけど、「勇者王ガオガイガーFINAL」を全話拝見。 元からそうだったけど、これを称すると「無駄な熱さ」。ですな。最初から最後までハイテンションで、物語性とか何とかは全部脇に置いて「熱ければいい」という姿勢がモロ。というかそれだけ。絶…

もう30年前じゃないか

佐々木淳子による「ディープグリーン」という作品が出ていたんで買いました。 これは「ダークグリーン」という作品の正統な続編に当たります。 女子高校生愛川舞はある日昼寝中、夢の中に一人の少年が入り込んできた。記憶喪失というその子をもてあます舞だ…

目指すものと現実

レビューサイトの方針 点と線と面のレビュー これを読んで成る程と思いますが、実際私自身ここに書かれてるように円のレビューを目指しているわけですが、やっぱり現実は時間のなさや、自分の能力のなさで結果としていびつなレビューになってしまいます。 シ…