2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

もう30年前じゃないか

佐々木淳子による「ディープグリーン」という作品が出ていたんで買いました。 これは「ダークグリーン」という作品の正統な続編に当たります。 女子高校生愛川舞はある日昼寝中、夢の中に一人の少年が入り込んできた。記憶喪失というその子をもてあます舞だ…

目指すものと現実

レビューサイトの方針 点と線と面のレビュー これを読んで成る程と思いますが、実際私自身ここに書かれてるように円のレビューを目指しているわけですが、やっぱり現実は時間のなさや、自分の能力のなさで結果としていびつなレビューになってしまいます。 シ…

今月のCOMICリュウでの「勝つために戦え」はヴェンダースとリンチについてでした。押井監督はヴェンダースのファンだそうですが、「ベルリン天使の歌」でミニシアターに群がった人に対して今頃になって毒吐いてるよ。 監督の作家性という意味では現代に至る…

SF映画

昨日ラブーフの奴隷物語のレビューの後、本日コネリーのふんどし男のレビューを行いました。 この2作、SF映画としては対極にあるような作品で、前者は巨費を遣い、隙の無い物語とど派手な演出が特徴。エンターテインメント性を徹底的に高めた作品でしたが…

この雑誌だけ80年代

COMICリュウはいよいよ2周年。何故か潰れもせず続いてるわけですが、それを全部買ってる私も私。 今回の特集はなんとちみもりを(高屋良樹)の初期作品集。レモピーに連載していた18禁ものだけど、こんなもん一般流通させて良いのか?しかも巻末に高屋良樹と…

1996年

1996年映画賞を追加。 この年の作品賞オスカーは『イングリッシュ・ペイシェント』。この年はさほど洋画には特筆するものがないのが特徴ですね。 一方日本では『Shall We ダンス?』や『眠る男』『キッズ・リターン』と言った秀作が多く、私なりにはこの年に…

監督の顔が見えない

『イーグル・アイ』観てきました。スピルバーグ製作のSFで、評価も結構高いので面白いか?と思ったんですが… B級にしかならない作品を金遣って演出部分を良くして作るってのは最近の流行りらしいです。これもそう言う作品ですが、う〜ん。 結局B級が面白い…

パクリってかなあ。

ウルトラマンのパクリ!?そっくり変身ヒーロー番組にファン猛抗議―中国 中国でもウルトラマンは「奥特曼」という名前で放映されており(80までは普通に上映されてたとか)、それなりにファンも多いらしいので、流石に分かる人は分かるんでしょうね。 それよ…

仕事いっぱい

押井守×プロダクションI.Gの映画最新作は“宮本武蔵”!! …と言うことですが、しかしなんでこんな意外なチョイスをしたんだか?ヒーローを描くのを徹底的に嫌っていた押井監督がねえ? 結構意外な武蔵像が観られるかも知れませんが、とりあえず続報待ちですね。

分からんでもない

『アキレスと亀』観てきました。結構遠いところまで行かねばならないのでちょっと大変でしたが、それだけの価値はあったと思います。 なにより「アキレスと亀」という題が良いですね。限られた世界の中で、必死になって前に前に進もうとする人間の阿呆らしさ…

観るの止めよう

GyaOにて「キャシャーンSins」第1話を拝見。 タツノコのノスタルジーで観ようと思ってましたが、やっぱこりゃ駄目だ。モトの作品は70年代だからこそ面白い作品だったんだなあ。新しくしてもノスタルジックもなにもありゃしない。単に痛々しいだけの作品でし…

凄いものを観た

『天使の卵』タイトルに惹かれてビデオで観ました。 タイトルで観るのはもう止めようと思いました。 『鉄人28号』もそうでしたが、冨樫森監督は一種の天才だと思います。よく監督続けられてます。

パロディか?

GyaOにて「マクロスF」の最終回をようやく観ました。 強引な燃え展開に持っていくのはいつもの事ながら、どこかで観た演出がドカドカ出てくるのにはかなり興ざめ。オリジナルおよび劇場版のセルフパロディですかこれ? 作った本人がやってるんだから文句を…

又観てしまった。

ジャンル映画好きを公言してますが、実は怖い映画は苦手です。とても劇場で観に行く気にはなれませんので、大概ビデオで観ているわけですが(結局観るんですが)、今日『ソウ4』を観ました。 エスカレートし続ける残酷描写も、今回は多少抑えめなので早送り…

クラートゥ・バラタ・ニクトゥ

『アイアンマン』観てきました。これは本当にストレートなB級作品って感じで、こういうの嫌いじゃありません。 それより予告で『地球の静止する日』を観たのが印象に残りましたよ。 これは思い入れがたっぷりある作品で、DVDも持ってますが、それだけにリー…

これに敵うものは出ない。

本家の方でこつこつと書きためてた山田洋次のフィルモグラフィがようやく完成。 視聴した映画の数がこの人一人で現時点で61本(平均点2.98)。どの映像作家と較べても群を抜いた視聴数です。 なんせ「男はつらいよ」だけで46本もあるからねえ(2本は他の監督)…

1997年

サイトの方で1997年映画賞を追加。 この年のオスカーはタイタニックが席巻。とは言え、良い映画も多く、オスカー候補だけでも「L.A.コンフィデンシャル」「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」「恋愛小説家」「フル・モンティと多彩です。 ちなみにこ…

今月(というかもう先月か)のCOMICリュウ。押井の「勝つために戦え」は手塚治虫について。 総論としてアニメ作家としての手塚は「負けた」と言い切ってますが、この人が日本のアニメに与えた影響はかなり大きなものがある事はちゃんと認めてます。リミテッ…