ローマ帝国衰亡史〈1〉五賢帝時代とローマ帝国衰亡の兆し
エドワード ギボン Edward Gibbon 中野 好夫
筑摩書房 (1995/12)
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おすすめ度の平均: 4.75
4 うーん、長い。でも面白い。
5 味わいのある大著
5 注釈

 強大な版図を誇ったローマ帝国が、次々と皇帝を変え、やがて衰亡していく様を捉えた筆者畢生の歴史絵巻。1作目の本作は五賢帝の時代を経て、次々と皇帝が換わっていく時代を的確に捉える。

 これを読み始めたのは既に4年前(現時点で読んでるだけだったら4巻までは読んでる)。一旦読み終えて、改めて再読してみたが、この辺の時代は私自身の趣味だとはいえ、基本的に年代が書いてあるわけでないため、他の資料と読み比べながら、この時は何があったのかと再考しながら読んでる内にすっかりく時間がかかってしまった。

 それでもさすがに一級の資料だけあって、他の資料と共に読んでると、その当の資料がどれだけ本作に負ってるのかを再確認できたりして、なかなか興味深いところ。

 しかし1巻を完全に読み切るまでに4年…全部読み終えるまでに私は生きていられるだろうか?