仮面ライダーspirits14

仮面ライダーSPIRITS 14

 月で開いた異次元空間で大首領と戦うゼクロス。次々と歴代ライダーに姿を変えて立ちふさがる大首領はついにゼクロスと同じ姿へと“進化”していく。圧倒的なパワーの前に、ゼクロスは…一方、エネルギー物質変換装置RS装置を発動させるべく島根で活動しているGODは、ついにキングダークを起動させてしまう。陣頭指揮を執っていたアポロガイストと戦うXライダーだが…

 丸々5巻かけて展開してきたV3編およびX編が終了。ゼクロスはV3の方に行きっぱなしで、どうやってX編に関わってくるのか。と思ったら、ちゃんと最後は決めてくれた。個々のライダーを描写しつつ、ちゃんとゼクロスを絡めるあたり、構成も良い。尤も、一方では話が長くなってしまうのだが…とりあえずここではちゃんとアポロガイストが登場し、しかも仮面まで脱いでくれるというサービスぶりは、オールドファンにはたまらないところ。残りはアマゾン、ストロンガー、スーパー1、そして1号か。終わるまでどれだけ時間かかるやら。
 本館の方も仮面ライダーのレビューは1号〜ストロンガーまでは完了。先はまだ長いようで。
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