大外れ

 TVドラマの『X-FILES』が好きでした。そんなことで、新作『X-ファイル』は結構楽しみにしていた作品だったのですが…
 いやあ、久々に本気の外れ!と言える作品に劇場で出会ってしまいました。ここまで引っ張っておいて、これは無いでしょう。
 低予算なのは良いし、いかにも80年代前半のサスペンスものっぽいのも許す。
 だけど、TVのエピソードの大半に負けるような物語のひどさでした。これを仮にテレビの1エピソードだとしても、「面白い」と言える人がどれだけいるやら。そういうレベルです。凄く時間と金をもったいないことに使ってしまった気分。

 「最終章」のラストとは全く関係なく物語が展開するので、一種のパラレルワールドとして観る必要はありますな。
X-ファイル傑作選 DVD-BOX