特徴

 11月二WOWOWでブライアン・デ・パルマ特集をやっていたので、それをちょこちょこと観てますが、デ・パルマって今観ると、すごい特徴がありますな。特に『ボディ・ダブル』は、オープニングからデ・パルマしか出来ないというか、やらない演出に溢れていて、デ・パルマそのものを示している作品のようです。
 『ボディ・ダブル』は実は私のデ・パルマ初体験作品で、観たのはもう20年以上も前の話。それなりに作品を観た後でもう一回観てみると、色々分かってきますねえ。
 こだわりの演出に感心すると言うよりも、あまりにもヒッチコックを意識した作りで笑ってしまいます。
 ヒッチコックと言うより、完全にデ・パルマは自分の世界を作り上げてしまってますね。
ボディ・ダブル [DVD]