駄目予告

 今日映画を観に行って、そこで『オーストラリア』の予告を観ました。
 予告ってのは、「観たい」と思わせるように作るべきだと思うのですが、少なくともこれは全く駄目駄目。
 予告でストーリーフロー全部やっちゃってるから、どういう作品だか一目で分かってしまいました。
1.イギリス人の貴族女性が植民地のオーストラリアにある領地に行く。
2.そこで粗野な現地のイギリス人と出会い、最初はその傍若無人ぶりに反発。
3.現地人アボリジニの少年(あるいは少女)と遭う。
4.徐々に生活になれてきて、ガイドと少年と仲良くなっていく。
5.日米開戦により、オーストラリアも悲惨な状況に。
6.みんなちりじりばらばらに。
7.終戦後みんなと再会する。ちゃんちゃん。

…違ってるかも知れないけど、大体こんな感じでしょう。
予告で日本の戦闘機が紙飛行機みたいなぺらぺらのCGなのも駄目だなあ。まあ、金払って観ようという気に全くさせられない映画ってのもあるもんだな。少なくとも予告はもうちょっと考えて作って欲しいね。
C11 地球の歩き方 オーストラリア 2008~2009 (地球の歩き方)