一本当たり

 今週は忙しいながら数本ビデオ観ましたが、最大の当たりはペキンパーの『ガルシアの首』でした。
全体を覆う虚無感や、相変わらずのスローモーション多用のアクションシーン。静から動への転換がとにかく見事。ニューシネマになるんだろうけど、この人が作ると西部劇っぽくなってしまうのも相変わらずです。暴力映画を単なる暴力にせず、色気を感じさせてくれます。
ガルシアの首 [DVD]