「自分が考えたつまらない台詞より、自分が素晴らしいと思った言葉の方がよっぽどいいと思っている。(中略)
大切なのは、その言葉にどういうシチュエーションを当てはめ、誰にどういう風に語らせるかだ」<押井守

 押井作品は引用が無茶苦茶多いので、オリジナリティが感じられない。と言う人もいます。だけど、言葉というのは生き物なので、どこでどのような言葉が用いられているか。それによって生きもするし、死にもします。むしろ押井氏の主張は、至極当たり前ではないかと私なども思ったりしますが。