ブルーフラッシュ

「同情とは、現に目の前にある結果に対しての精神的対応であって、その結果を生んだ要因にまでは心が向かない。
これに反して寛容は、それを産んだ要因にまで心を向けての精神的対応であるところから、知性とも完璧に共存できる」<セネカ

 支配者とは同情してはならない。むしろ寛容を持て。と言うのか彼の言い分。ちなみに歴史上セネカという人物は二人登場しますが(父と子)、有名なのは子の方で、上記も子の言葉です。皇帝ネロの養育係でストア主義哲学者。