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攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 09
posted with amazlet at 05.05.23
おすすめ度の平均: 
番外編？
素子の世話焼き話が２つ 女性ならではの感情。ベルリンで「天使の羽根」と呼ばれるテロリストの監視任務に就く国際チームに編入されたバトーと素子。光学迷彩により、誰にも見られないように任務を遂行していたはずが、何故かバトーのいる辺りをじっと見つめる少女の姿が…
はっきり言ってこれは「なんとベタベタな物語を作ったもんだな」と、ラスト前まで思っていたのだが、ラストの一言で一気に見直す。スタッフインタビューでこれが神山氏の脚本だと分かり、しかもずっとやりたかった。と言っていたのも、さもありなん。小気味よく騙され、後味の悪さを感じさせてくれるとは、さすがだ。前話の修好母子と言い、今回の話と言い、シリーズの話そのものとは関係を持たないのだが、それをうまい具合に関連づけているのも、脚本の練りの良さだろう。
