火の山 グイン・サーガ(102)
栗本 薫
早川書房 (2005/06/09)
売り上げランキング: 3,130

 イシュトヴァーンに重傷を負わせたことで、ゴーラ軍から逃れることが出来たものの、今度は山火事に巻き込まれてしまうグインとスカール。炎にまかれ、絶体絶命の危機が二人を襲う。一方、グインの剣により重傷を負わされたイシュトヴァーンは、生死の境を彷徨う…

 ここに来てようやく一段落。少なくともイシュトヴァーンは死を越えることで安定を取り戻したように見える。このイベントを起こすためにグインとイシュトヴァーンを戦わせる意味があった訳かと納得。面白かったが、本来これって100巻でやるべきだった気がするのだが…