しにがみのバラッド。
セガワ ケイスケ
メディアワークス (2003/06)
売り上げランキング: 6,226

 人が死ぬ時に目にするという死神。しかし、モモという少女の姿をした死神は他の死神とは少し違っていた。死を告げるよりも死者からのメッセージを、遺された人に伝えていくのだ。そんなモモと出会った者達の物語を描く。

 ライトノベルの幅を広げようと思って買ってみた。物語も今風で文体はそれなりにこなれてるとは思うのだが、読み終わって思うのは、これは私の好みではなかったという、単純な事実だった。死と生の間を曖昧に描くのが最近の特徴なんだろうか?そこがなんだか入り込めない部分なんだな。続編も何冊か出てるみたいだけど、多分積極的に読むことはもうなかろう…先のことは分からないけど。