グインとマリウスの二人の旅が始まった。ユラニア山中で降られた雨をしのぐためにマリウスは一軒の家を訪れるのだが、そこに住んでいたローラとシェティ親子の正体はあまりにも意外な人物だった。それでも歓待を受け、マリウスとグインは二人の家にとどまることにしたのだが…

 いつの間にやら105巻が出ていて、慌てて二冊まとめて買ってきた。このペースは異常だな。

 冒頭部分からしばらくは「これは外伝でやるべき内容では?」と思ったものだが、中盤からしっかり本編の方にかかってきている。これだけ長く描いてきて、まだこんな驚きを隠していたというのは凄いが、しかし、このキャラを出すことはほぼ裏技だよ。