2006-01-19 ■ 読書 ジパング 21 (21)posted with amazlet on 06.01.20かわぐち かいじ 講談社 (2005/12/22)Amazon.co.jp で詳細を見る 「みらい」に戻るため、老朽潜水艦「伊152」で南方へと向かう角松。しかし、彼を「みらい」に近づけたくない草加は、対潜水艦の名手立石の乗艦「島風」をシブヤン海に配備していた。極秘任務のため姿を見せることが出来ない「伊152」を米潜水艦と判断した立石から何とか逃げようとするのだが… 「沈黙の艦隊」で分かるとおり、著者は潜水艦アクションを描かせたら一級品。その腕を存分に発揮した話となった。政治的駆け引きとかも多く、ストレスがたまりがちの本シリーズで、ここまで胸のすくアクションを描いてくれたことが嬉しい。 しかし、一体これからどういう展開を見せるんだか、全く予想が付かない。