C.W.ニコルの野性記
C.W.ニコルの野性記
posted with amazlet on 06.03.27
C.W. ニコル 竹内 和世
講談社 (1991/07)

 自然を愛し、日本の自然を愛する著者が描くエッセイ集。

 時折こういうアウトドアについて描かれたエッセイ集を読みたくなる。それは著者であったり、開高健であったり、野田知祐であったり、椎名誠であったりするのだが、全員自分の主張が強いのが特徴か?著者の場合外面的なものだけでなく内面世界までも考察しているのが興味深い。自然を愛するってことは、それだけ精神的なものと言っても良いのだろうか。