ホグワーツ魔法学校の6年生となったハリー。しかし彼の周囲は混乱していた。ヴォルデモートの復活が明らかとなり、更に予言の書によってハリーが「運命の人」と目されていたからだ。ハリーを利用しようと集まってくる人々と、ハリーと学園を守ろうとするダンブルドア校長の間でハリーは学生生活を続けている。そんな彼がふとしたことから手に入れた一冊の本…古いその本の書き込みには「半純血のプリンス」と署名されていた…

 全7巻とすれば、本巻はいよいよラス前となる。4〜5巻ははっきり言って今ひとつと言った感じだったが、これは結構面白く仕上げられてる。前のように一気に読ませるような作品ではないが、じっくり読ませてくれるし、苛つかせることもない。ただ問題は、実は5巻の事をほとんど覚えていなかった私自身。見事なほどに覚えてない。よほど面白くないと感じたんだろうか?