ボクのセカイをまもるヒト〈2〉
谷川 流 織澤 あきふみ
メディアワークス
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 度々魔術師の襲撃を受け、更にこの世の常識に全くとらわれない紬と猫子に振り回され続ける巽だが、それでも日常は続いていく。一体何故自分が守られたり、あるいは狩られたりする事も分からないままだが…

 奥の深い設定に軽い話。ライトノベルの定式というのがあるのならば、これがその典型とも言えるだろう。とりあえず底の見えない設定だから、それだけでも結構楽しめるのは確か。

 ところでこの話って、『超時空世紀オーガス』そのものなんじゃないかな?すると主人公の巽は特異点?ま、話が進んでみないとなんとも言えないけど。