2006-11-25 ■ 読書 ジパング 25 (25)posted with amazlet on 06.11.25かわぐち かいじ 講談社 売り上げランキング: 576Amazon.co.jp で詳細を見る 首尾良くみらいの奪取に成功する角松と乗員の面々。だが、日本軍からの離脱は、即ち属するべき場所を失うことになってしまった。一方、草加は虎の子の原爆を用い、起死回生の作戦に出ようとしていた。二つの運命が交錯し、そして再び別れていく。 これまで迷ってばかりだった角松が、いよいよ新しい国家に向けての思いを口にし始めた。原爆自体が最終兵器となるのであれば、いよいよ風呂敷を畳み始めたのだろうか。いずれにせよ読んでる側はまだ着地地点が見えていないから、まだまだ楽しませていただけそうだ。