徐福が日本に持ち込んだとされる卑弥呼の黄金の在処がついに判明する。その地を目指し、魔人空海と腐鬼一族とがぶつかり合う。結果的にそれに巻き込まれた形となった九文鳳介、毒島獣太たち。彼らそれぞれの行動を描く。

 キャラが多くなり過ぎ、それが独自に動いているため、把握がとても難しくなってきた。更に唐突に空海の話が挿入されたりするため、話の収拾がつかなくなってる。それでも読ませるものを描くのが著者らしいところだ。著者本人は「終わらせる」と言っているけど、果たしてどこまでかかるやら。