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ドランのキャデラック
posted with amazlet on 07.06.27
著者による3冊目の短編集「Nightmares&Dreamscapes」の四分冊の一巻。「ドランのキャデラック」「争いが終わるとき」「幼子よ、われに来たれ」「ナイトフライヤー」「ポプシー」「丘の上の屋敷」「チャタリー・ティース」の7編を収録する。
著者の長編は確かに面白いのだが、短編は短編で味わいがあるものが多い。特に著者の実力だと別段ホラーに頼る必要は無いし、良作も多い。本作の場合はややホラー寄りの作品が多かったけど、一番面白かったのは表題作の「ドランのキャデラック」だった。