ローマ帝国内部の混乱が一段落。四つに分かれたローマ帝国が再び一つにまとまるまで、そして混乱期から再統一されるまで、キリスト教がどのような立場に置かれていたかを考察する。11章〜16章までを収録。

 1巻を読み終えたのが二年前。それでようやく2巻である。このペースでいけば読み終えるまでには20年かかるな。同時期に読み進めてる「ローマ人の物語」と較べると、明らかに読みにくく、更に年代がごちゃごちゃしているため、頭の中で年代を考えていかねばならないのが難点だが、資料としてはやはり一級品。どんなに時間がかかろうと読み進めていく予定。