2007-07-27 ■ 読書 ジパング 28 (28)posted with amazlet on 07.07.27かわぐち かいじ 講談社 (2007/03/23)Amazon.co.jp で詳細を見る 日米海軍による正面衝突。双方に甚大な被害を与え合いつつ、戦闘も本格化していく。しかし表面化する戦いだけではなく、その背後にはいくつもの陰謀と思惑が錯綜していた。大和に乗せられた原子爆弾はいつ使われるのか。そして原爆の存在を知る“みらい”の取るべき道とは… 今回は本格戦闘。ただ描写そのものはむしろ背後の人間の思惑の方に重点がいっているため、爽快感よりは息詰まる感じ。 草加が考えている原爆の使い方というのがようやく見えてきたが、問題はこれが本当に当たっているのかどうか。「沈黙の艦隊」の時は予測が外れまくってたからなあ。