DEATH NOTE (11)
DEATH NOTE (11)
posted with amazlet on 07.09.19
大場 つぐみ 小畑 健
集英社 (2006/05/02)

 キラの代理人魅上はスポークスマンとしてニュースキャスターの高田を選ぶ。なんと彼女は月と大学時代つきあっていた女性であり、月は彼女を通して魅上と接触を持とうとする。一方、キラと魅上との関係に気付いたニアは、魅上と高田の調査を重点的に開始する。様々な障害でノートに接触出来ない月と、自分の考えで行動するメロ。ますます混迷を増していくノートを巡る人間関係は…

 既に伏線は全て蒔き終わった。後はラストに向かって怒涛の展開となるのだが…緊張感はあってもなんか今ひとつ盛り上がって見えない。改めて考えてみると、これって実はリュークが全然出てこないからではないか。と気が付いた。なんだかんだ言っても、本作の顔とはやっぱりリュークなんだよな。