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ホラーにはお国柄がよく出ると言われます。それだけにその国で作られた作品は総称して国の名前が付く事が多いですね。古くはイタリアン・ホラー(スパゲティ・ホラーとも)が有名でしたが、新世紀に入ってからは日本のJホラー、韓国の韓流ホラー、スペインやメキシコで作られたスパニッシュ・ホラーなど。Jホラーやスパニッシュ・ホラーはショックシーンよりも雰囲気でジワジワ見せるのでかなり好み。
ドイツのホラー作品は当然ジャーマン・ホラーと言われますが、これのファンと言う人は、ホラー好きの中でもかなりニッチな人。なんせぱっと挙げられるのが「ネクロマンティック」「死の王」「キラー・コンドーム」だからなあ。気持ち悪いシーンがこれでもか!と出てくるのがジャーマン・ホラーの特徴。
この作品もそうか?と思ったら、ホラーと言うよりはアメリカナイズされたアクション作品でした。台詞も英語だし。グロいの嫌いな人でも大丈夫な作品ですよ。