ダーク・タワー〈2〉運命の三人〈下〉 (新潮文庫)
ティーヴン キング Stephen King 風間 賢二
新潮社 (2005/12)
売り上げランキング: 89781

 エディという仲間を加えて二人となった“塔”を目指すローランドの旅は続く。そして二人の前に現れたもう一つの“門”それはエディの時と同様、ただし20年ほど過去のニューヨークへと続く回廊だった。そこでローランドはオデッタという女性を見出す。だがデッタという下品極まりない二重人格を持ち、車椅子を必要とするオデッタを加えた事で旅はますます困難度を増していく。

 ダーク・タワー第2巻の完結編。まだまだ“塔”までの道のりは遠いが、一人旅を続けてきたローランドに仲間が出来たのが大きな特徴だろう。仲間と言っても個性的な奴らばかりで、しかも三人目はローランドが殺してしまう訳だが…あれれ?