■

http://www.varietyjapan.com/news/business/u3eqp30000038hp1.html
ニューライン・シネマがとうとう潰れるそうです。40年の歴史がある独立系の製作会社で、大手があまり作らないような小品やファンタジー、ＳＦなどを積極的に作ってきたところでした。『ロード・オブ・ザ・リング　王の帰還』ではオスカーももたらしましたし、現在も『ライラの冒険』が絶賛上映中。
これが潰れたというのは映画界にとっては衝撃的ですが、改めて考えてみると、『ライラの冒険』が半年も前からネットやオフラインで大々的に宣伝してたのは、これに賭けていたのではなく、あるいは倒産前の輝きでパフォーマンスを見せていたのかもしれませんね（訴訟問題もあったし）。
さて、これで問題となるのはニューライン・シネマがこれから作ろうとしている『ライラの冒険』の二部以降と『ホビットの冒険』。
買収先のワーナー・ブラザーズには既に『ハリー・ポッター』があるから、冒険は好まないだろうし、どちらか一方はお蔵入り若しくはハリポタ終了後になるかもしれませんね。