ダーク・タワー〈4〉魔道師と水晶球〈下〉 (新潮文庫)
ティーヴン キング
新潮社
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 地主に嫁入りする前のスーザンとローランドはお互いに愛し合い、ついに肌を重ねる。慎重に誰にも知られぬよう逢い引きが重ねられたが、ローランドの二人の友は、リーダーとしてのローランドの能力に疑問を持つようになる。そんな中、着々と陰謀は進行中…

 ローランドの哀しい過去の話は終わりを告げ、この地でのガンスリンガーの冒険が始まる…と思ったら、あっけなく終わってしまった。終わり方がモロ「オズの魔法使」ってのがなかなか洒落てるけど、ここでの話はここで終わりらしい。もったい付けて出てきたキャラもあっという間に消え、本当にこれはローランドの昔の恋物語だけで終わってしまった感じ。