確か13本目

 帰宅後、最初に観たビデオが『ボルベール<帰郷>』でした。
 アルモドヴァル監督はかつて『オール・アバウト・マイ・マザー』観て以来のファンでしたが、以降の作品は良い作品ではあっても、もう一つパンチが効いてない。と思ってましたが、これは来ました。
 やっぱりこの人は男を描くよりも女性を描くのが巧い。見事にはまりました。そう言えば『オール・アバウト・マイ・マザー』でもペネロペの使い方が巧かったけど、もう中年にさしかかったペネロペはますます色気が増して…なんか肝っ玉母さんって感じになってましたね。「帰郷」という題も良いです。ラストまで来ると、これにはいくつもの意味が重複していることが分かります。
ボルベール<帰郷> コレクターズ・エディション
オール・アバウト・マイ・マザー