うん。確かに押井守だ。

 先日「ケータイ捜査官7」で放映されたという押井守監督・脚本の回。
 ネットの方で「観たい観たい」を連呼していたら、マイミクの方が送ってくださいました。感謝です。
 それで早速観てみました。
 元の「ケータイ捜査官7」が未見なので、他ストーリーとの兼ね合いは分かりませんが、明らかにこれ異色の物語に仕上がってました。
 オリジナルの設定を換骨奪胎して「女立喰師列伝」にしてしまい、そこにつげ義春実相寺昭雄の演出を入れて、更に自らのフィルモグラフィからのパロディをぶち込んで仕上げたという…
 ある意味とっても力の抜けた、ある意味最も押井守らしい作品に仕上がってました。観てる間「おいおい」と言いっぱなしです。
 ところでこれ、押井ファンには「なんだ」という物語だけど、「ケータイ捜査官7」の普通のファンにとっては、相当受け入れがたい作品なんじゃないでしょうか?オリジナル観てないから何とも言えないけど、流石にこんな作品じゃないでしょ?押井ファンが言うのもなんだけど、こんなのが続いたら、多分誰からも見向きもされなくなると思います。
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