SFに向いてる人向いてない人

 今月のCOMICリュウの「勝つために戦え」のネタは深作欣二。丁度『斬』で息子の健太と共に映画作ってるので、ちょっとは遠慮するかと思ったら、やっぱりばっさり。
 深作欣二監督が作った映画はほとんどが上手い出来なのに、SFにした途端に精彩を欠くのは、SFはサービス精神を持ってはいけないということを考えてなかったからだとか。SF映画はいろんな要素をぶち込むのではなく、そぎ落とす必要性があり。深作監督にはSFマインドがなかった。

 確かにそれは一つの真理だとは思います。

 ただ、問題として、ここで俎上に上ってる『宇宙からのメッセージ』は、私のお気に入りの作品だったりして。宇宙を舞台にしたチャンバラだって良いじゃん。
宇宙からのメッセージ [DVD]