ハリウッドリメイクの失敗作
今週も忙しく、なかなかビデオとか観られない状態が続いてますが、結構良い映画を一本観ました。
『マーサの幸せレシピ』ドイツの作品です。シェフとして自立した女性が、姪を引き取ることになり、様々な軋轢を通して人間として成長していく過程を描いた作品で、こういった家族を作る物語は私のストライクゾーン。実に楽しめました。
でも、観てる内に、「これどっかで同じシーン観たな?」と思うようになり、調べてみたら、ハリウッドリメイクの方の『幸せのレシピ』の方を前に観ていたことに気づきました。
しかし、リメイクの際、この作品を80年代の臭いがぷんぷんするロマコメとして仕上げてしまったため、クズのような出来。リメイクの意味が全くないどころか、原作の評価まで落としてしまいがちなものになってしまいました。
本来の味ってものを無視するリメイクは話になりません。