ひょっとして一番のハッピーエンド?

 サイトの方で日本沈没のレビューを終えました。
 今観ても特撮と言いドラマと言い、充分楽しい作品でした。特に後半の怒濤の展開は、「よくテレビでこれやった」といいたくなるほど。
 旧映画版、新映画版と較べてみると、実は主人公の小野寺、玲子、田所の三人が全員生き残るということで、狭い人間関係を見ると、実は一番のハッピーエンド作品になりますな。もちろん日本は完膚無きまでに沈んでますけど。
 原作は国際化の時代にあって日本人のアイデンティティをどのように保っていくか?という問いかけで描かれた作品だと理解してますが、むしろ観てる側は終末論の方に傾いてしまったきらいはありますね。今更だけど。
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