作るべきでなかった続編
 今週は『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』を観たけど、1作目があんなに楽しかったのに、これは駄目駄目。1作目が特オタの痛々しい部分をモロに見せつけるような話で、それだけにグサグサっと来るところが面白かったのだけど、新作の方はあっちこっちに話とび1作目ほど心が揺れなかった。と言うか、揺れるところは全然無かった。思い入れの問題かな?ながら、コミカルヒーローものになってた。ただ、仲里依紗のPVとして観るなら、充分な出来なんで、好きな人は是非…アニメでは清純派の役が多いけど、変わり身がすごい。

 ビデオで面白かったのが『狼よさらば』
 ウィナー監督自身が意識しているかどうかはともかく、これは1974年という時代そのものを切り取ったかのような作品。これほど時代ってもんを表した作品は珍しい。見事に的確に描いている。ある意味2年後になる『ネットワーク』を先取りしてるところもあり。良い作品を観た。
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