2本観られた
なんか急に忙しくなってきましたが、休みは無事取れ、ハシゴしてきました。
『REDLINE』マッドハウスの総力を結集した感のある馬鹿センスと最強の演出。ストーリーは脇に置いておいて、80年代のOVAを彷彿とさせる作品。30〜40代で、オタを隠していた人にはお薦めできます。
『エクスペンダブルズ』二十年前のヒーロー達が二十年前と同じことしてる作品。でも胸が熱くなる。“幸せな気分”にしてくれる作品。
ビデオでは一週間位かけたけど、市川雷蔵主演の『大菩薩峠』。これまでに東映版(片岡千恵蔵)、東宝版(仲代達矢)と観てきましたけど、同じ素材を使って、随分違って見えます。雷蔵はまんま眠狂四郎なんで、いつ刀を回転させるか?とか思ってしまいましたが。
なんもなし
本気で今週何にもありませんでした。強いて言えば前にテレビでやった『天才悪魔フー・マンチュー』が結構面白かったくらいかな?まあセラーズが上手かったから。オリジナル版のリー主役のやつは観たことがないんですが、こっちもいつか観てみたいですな。
やっと暇が出来た
ので、今週は一本観られました。
『悪人』
どしっとした作りの真面目な作品ですが、今年に入って『ヒーローショー』とか本作とか、これまでに作られなかったものが作られ始めた気がします。ひょっとしたら10年代のトレンドになるのかも知れませんね。
ビデオで当たりは2本。
『コッポラの胡蝶の夢』
10年ぶりの監督作だそうだけど、色々面白い一方、色々残念。もうちょっと話に一貫性があったら傑作になってたかもしれません。でも、逆に客に媚びない作りは、これこそがコッポラが作りたかった作品の証なのかも。
『僕らのミライへ逆回転』
映画好きな人間にとってはたまらない作品ですな。映画には刹那であっても夢があるってことをよく示してます。映画そのものに力があるってのは、『マジェスティック』でも描かれてたけど、こっちはそれをコメディでやったのが面白いところです。どことなく『ニュー・シネマ・パラダイス』っぽさもあるけど、それも又皮肉になってる。ジャック・ブラックは芸達者だけど、やっぱりコメディがいいな。
★★★★★2本
今週は映画は1本。『カラフル』
原恵一監督最新作。大変痛い作品でした。実写でも出来る作品だけど、これをアニメでやってるってのが素晴らしい。一枚一枚に執念を感じる作品でした。
ビデオも何本か観ましたが、その中では、前々から観ようと思ってた『狂い咲きサンダーロード』が凄まじく面白かったです。1980年というその年だからこそ出来た奇跡的な作品。物語は無茶苦茶ながら、その無茶苦茶さが愛おしい。とにかくパワーの塊みたいな作品です。
それにしても先週の『トイレット』とこの作品が高得点って、我ながら変な気がする。
今年はあまり当たらなかったのに、今週だけで★★★★★作品が2本。大当たりの週でした。
夏休みだったので
遊び回ってましたが、その中で2本観てきました。
『トイレット』
荻上直子最新作。設定は暗い癖に、実体はコメディという面白い雰囲気の作品でした。間の取り方がますます上手くなってました。本当の良作です。
『特攻野郎Aチーム』
オリジナルシリーズを超えた演出力。特に前半のノンストップアクションは見所満載でした。あれでコングが何故飛行機嫌いになったのかが分かるっていう小ネタも良し。クライマックスでスピード感が無くなったのが少々残念でしたが。
ビデオの方はあまり観られませんでしたが、ブロンソン主演の『ストリートファイター』は結構面白かったです。老境にさしかかったブロンソンとコバーンの友情がしんみりさせてくれる好作。