2008-01-01から1年間の記事一覧

今月のCOMICリュウでの「勝つために戦え」はヴェンダースとリンチについてでした。押井監督はヴェンダースのファンだそうですが、「ベルリン天使の歌」でミニシアターに群がった人に対して今頃になって毒吐いてるよ。 監督の作家性という意味では現代に至る…

SF映画

昨日ラブーフの奴隷物語のレビューの後、本日コネリーのふんどし男のレビューを行いました。 この2作、SF映画としては対極にあるような作品で、前者は巨費を遣い、隙の無い物語とど派手な演出が特徴。エンターテインメント性を徹底的に高めた作品でしたが…

この雑誌だけ80年代

COMICリュウはいよいよ2周年。何故か潰れもせず続いてるわけですが、それを全部買ってる私も私。 今回の特集はなんとちみもりを(高屋良樹)の初期作品集。レモピーに連載していた18禁ものだけど、こんなもん一般流通させて良いのか?しかも巻末に高屋良樹と…

1996年

1996年映画賞を追加。 この年の作品賞オスカーは『イングリッシュ・ペイシェント』。この年はさほど洋画には特筆するものがないのが特徴ですね。 一方日本では『Shall We ダンス?』や『眠る男』『キッズ・リターン』と言った秀作が多く、私なりにはこの年に…

監督の顔が見えない

『イーグル・アイ』観てきました。スピルバーグ製作のSFで、評価も結構高いので面白いか?と思ったんですが… B級にしかならない作品を金遣って演出部分を良くして作るってのは最近の流行りらしいです。これもそう言う作品ですが、う〜ん。 結局B級が面白い…

パクリってかなあ。

ウルトラマンのパクリ!?そっくり変身ヒーロー番組にファン猛抗議―中国 中国でもウルトラマンは「奥特曼」という名前で放映されており(80までは普通に上映されてたとか)、それなりにファンも多いらしいので、流石に分かる人は分かるんでしょうね。 それよ…

仕事いっぱい

押井守×プロダクションI.Gの映画最新作は“宮本武蔵”!! …と言うことですが、しかしなんでこんな意外なチョイスをしたんだか?ヒーローを描くのを徹底的に嫌っていた押井監督がねえ? 結構意外な武蔵像が観られるかも知れませんが、とりあえず続報待ちですね。

分からんでもない

『アキレスと亀』観てきました。結構遠いところまで行かねばならないのでちょっと大変でしたが、それだけの価値はあったと思います。 なにより「アキレスと亀」という題が良いですね。限られた世界の中で、必死になって前に前に進もうとする人間の阿呆らしさ…

観るの止めよう

GyaOにて「キャシャーンSins」第1話を拝見。 タツノコのノスタルジーで観ようと思ってましたが、やっぱこりゃ駄目だ。モトの作品は70年代だからこそ面白い作品だったんだなあ。新しくしてもノスタルジックもなにもありゃしない。単に痛々しいだけの作品でし…

凄いものを観た

『天使の卵』タイトルに惹かれてビデオで観ました。 タイトルで観るのはもう止めようと思いました。 『鉄人28号』もそうでしたが、冨樫森監督は一種の天才だと思います。よく監督続けられてます。

パロディか?

GyaOにて「マクロスF」の最終回をようやく観ました。 強引な燃え展開に持っていくのはいつもの事ながら、どこかで観た演出がドカドカ出てくるのにはかなり興ざめ。オリジナルおよび劇場版のセルフパロディですかこれ? 作った本人がやってるんだから文句を…

又観てしまった。

ジャンル映画好きを公言してますが、実は怖い映画は苦手です。とても劇場で観に行く気にはなれませんので、大概ビデオで観ているわけですが(結局観るんですが)、今日『ソウ4』を観ました。 エスカレートし続ける残酷描写も、今回は多少抑えめなので早送り…

クラートゥ・バラタ・ニクトゥ

『アイアンマン』観てきました。これは本当にストレートなB級作品って感じで、こういうの嫌いじゃありません。 それより予告で『地球の静止する日』を観たのが印象に残りましたよ。 これは思い入れがたっぷりある作品で、DVDも持ってますが、それだけにリー…

これに敵うものは出ない。

本家の方でこつこつと書きためてた山田洋次のフィルモグラフィがようやく完成。 視聴した映画の数がこの人一人で現時点で61本(平均点2.98)。どの映像作家と較べても群を抜いた視聴数です。 なんせ「男はつらいよ」だけで46本もあるからねえ(2本は他の監督)…

1997年

サイトの方で1997年映画賞を追加。 この年のオスカーはタイタニックが席巻。とは言え、良い映画も多く、オスカー候補だけでも「L.A.コンフィデンシャル」「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」「恋愛小説家」「フル・モンティと多彩です。 ちなみにこ…

今月(というかもう先月か)のCOMICリュウ。押井の「勝つために戦え」は手塚治虫について。 総論としてアニメ作家としての手塚は「負けた」と言い切ってますが、この人が日本のアニメに与えた影響はかなり大きなものがある事はちゃんと認めてます。リミテッ…

やっぱオチは?

押井演出で蘇る!舞台版「鉄人28号」 押井守が鉄人28号?というのはともかく、「いずれにしても変な舞台にしたい」という言葉にはちょっとひっかかりますな。 きっと鉄人自身は登場せず、全部ぶつぶつと台詞で説明し、ラストは当然「鉄人は存在しなかった…

でじゃいんず

驚くべき事にF.S.S.の「DESIGNS3」がちゃんと発売されました。 そもそもF.S.S.はマンガ本編と同時に小出しにされた設定を楽しむ作品でもあるのですが、本編が長期休止中だけに格別な味わいがあります。 今日買ってきたばかりでまだほとんど読んでいませんが…

出てくる出てくる

特撮事典の方に大決戦!ウルトラ8兄弟を入れましたが、ノスタルジーに溢れた作品だけあって、次から次へとキーワードが出てくる。終わらせるまでに凄く時間食ってしまいました。間違ってるところもあると思いますので、もしお気づきの方がおられたらご指摘…

これだったらバットマンだけじゃなく

本日レンタルで、前から観ようと思っていた『アメリカン・サイコ』を拝見。元より悪夢映画好きな私としては大満足の作品でした。 ここでのベールの狂気っぷりは凄いものがありました。これだったら『ダークナイト』でバットマンじゃなくてジョーカー役もでき…

ミッシング・リンク

『大決戦!超ウルトラ8兄弟』観てきました。まあ私のような特オタになると、『グレンラガン』よりもこっちの方が遥かに燃える作品なんですが、その意味では期待通り“燃える”作品に仕上がってたのは確かです。 ただ、私が特撮の世界に“帰って”来たのは丁度『…

燃える

昨日上京したもので、ついでに『天元突破グレンラガン 紅蓮篇』観てきました。テレビシリーズの方は、放映場所ではなかったのですが、あの時は色々観る方法はあったもので、画像の悪いやつをほとんど一気観しました。 少なくとも、あれほど燃えるアニメを観…

1998年

サイトの方で1998年映画賞を更新。 この年のオスカーは「恋におちたシェイクスピア」が取りましたが、「エリザベス」「プライベート・ライアン」「ライフ・イズ・ビューティフル」「シン・レッドライン」と、見事に歴史大作が揃ってますね。 家族の物語には…

これが原作なら、当然ああなるわな。

チャーリー=マーロウという奇人が友人達に語ったコンゴでの出来事。象牙の仲買を一手に引き受けるクルツという男が密林の中で行方不明になったとの報を受け、彼を捜しに向かったマーロウが味わった恐るべき旅とは… 「地獄の黙示録」原作。映画でヴェトナム…

観られませんでした

昨日からの仕事が終わったら、今日は「ウルトラ8兄弟」観に行こう。と思ってましたが、思った以上に話し合いが長引いてしまい、結局観に行けませんでした。最後の放映が早すぎるんだよな。 来週は観に行けるかな? ところで金曜日には仕事で上京予定ですが…

うん。確かに押井守だ。

先日「ケータイ捜査官7」で放映されたという押井守監督・脚本の回。 ネットの方で「観たい観たい」を連呼していたら、マイミクの方が送ってくださいました。感謝です。 それで早速観てみました。 元の「ケータイ捜査官7」が未見なので、他ストーリーとの兼ね…

とりあえずよく作ったと思う

今日は休日。こう言う時に映画観ないと。という事で『デトロイト・メタル・シティ』観てきました。 原作マンガは基本単発のイタいコメディですが、その話をつなげ、伏線も作ってきちんと盛り上げる話にはしていました。構成は決して悪くないですよ。 まあこ…

ベネチア映画祭:金獅子賞に米映画「レスラー」 『スカイ・クロラ』も『ポニョ』もダメだったようですね。 ヴェンダースはちょっと褒めてるみたいですが、『スカイ・クロラ』の途中で出てしまったという話もありますぞ。 まあこれで次回作も作れそうですが、…

多分続きは観ない

結構長引きましたがサイトの方でミュータントX(2nd)のレビュー完了。ようやく第2期の方終わりました。 この作品は元々X-MENのスピンオフのテレビシリーズとして作られたものらしく、特殊能力者同士の戦いや友情なんかが1話完結で展開した作品です。社会に受…

ちょっと前と較べると、このところ毎日のようにアニメを観てます。最近はネットで色々引っ張ってこれるので、いつでも観られるのが大きいですね。まあ、その中で一番楽しいのが旧作の「ヤッターマン」であったりするあたり、自分の限界が見えてる気もします…